社員インタビュー
営業部

情報の中心に身を置く醍醐味。

商社の営業として働き続ける理由

T.M2015年入社 営業部

池伝株式会社を選んだ理由を教えてください。

もともと商事会社に勤めていたため、同じ業界で仕事をしたいということもあり、その中で池伝に縁がありました。子どもができた後の子育ての面でも、転勤が多い前職よりも当社の労働環境がより理想に近い形でした。

現在どのようなお仕事をされていますか?

ケーキを作るパティシエや開発者に新商品などの情報を紹介し、お客様から注文を受け、商品を納品するという仕事です。
商品を提案しながら、お客様のご要望やお問い合わせに対し、仕入れ先に取り扱いの有無等を確認し、ご協力をいただきながらお客様のもとへ商品をお届けします。
「お客様の役に立つ」を営業活動の軸にして、お客様への訪問や出荷準備等を行います。製菓業界は、繁忙期と閑散期が極端で、忙しい時期はお客様からのお問い合わせが立て込みますが、まずはそちらの対応を優先しています。逆に閑散期はお客様とのコミュニケーションを大切にするため、お客様のもとへ足を運ぶ活動を行っています。

仕事をする上で意識していることはありますか?

一番はお客様のお役に立てるようにと考えて、仕事をしています。

会社としてお勧めしたい商品はもちろんあるのですが、それよりもお客様からこんなものを使いたい、こんな材料はないか、といった頼まれごとやお悩みを解決できればと考えています。それがお客様からの信頼獲得につながり、自然と自分の成績にも帰ってくると思うからです。

前職との違いで戸惑ったことはありますか?

扱っている商品が違ったため、商品名や仕入れてから販売までの流れも変わってくるので、戸惑いはありました。特に商品のリードタイムの違いが仕事を進めていく上で大きな影響があったと思います。前職では受注、仕入後から2,3か月から半年くらいの商品を取り扱っていたのですが、池伝のお客様は「明日、○○の商品が欲しい」という方も多く、1日から1週間のリードタイムも多いので、そのあたりのスピード感への対応が難しかったですね。

研修制度で学んだことは実務にどのように生かされていますか?

中途採用で、営業職の場合OJTが中心です。先輩について一つ一つ説明を受けながら即戦力として勤務できるよう、仕事を覚えていく形になっています。

ただし入社後数日間は会社の仕組み理解のため、各部署の担当者から職務に関する説明を一通り受けます。その後、自社の倉庫を見学し、材料の取り扱いはどういったものがあるのかを見ます。

また、仕入れ先様に講習会や製品の勉強会を開いていただけるので、そうした機会も商品知識を深めるために重要な機会となっています。新卒の場合は1年、中途採用の場合は半年くらいで独り立ちできるよう研修スケジュールが組まれています。

入社後の印象、会社の雰囲気を教えてください。

社員が生き生きとしていて、雰囲気がなじみやすかったです。困ったら相談に乗っていただけますし、商品知識を持っている方も多いので、頼ってしまうことも多いですね。在籍年数が多いのですがベテラン、若手関係なく、オープンに話すことができます。

仕事のやりがいを感じるとき、面白さを感じるときはどんな時ですか?

お客様の抱えている問題を解決した時など、お客様の役に立ったと思う瞬間に、やりがいを感じます。

また自分が売りたいものを紹介して、それがケーキや焼き菓子などの形になって世に出て、たくさんの人がそれを食べて喜んでいる顔を見ると、やっぱりうれしいですね。

池伝は商社なので、自社の製品だけを売りなさい、というメーカーとは違う部分があり、営業活動の自由度は高いと思います。自分でやりたいことができますし、売りたいものを売ることができます。それが商社で働く魅力だと私は考えています。それに仕入れ先の方と相談しながら商品を広めていくこともできますし、誰かと一緒に仕事ができるのが楽しくてこの仕事をしています。

仕事の大変さ、難しさを感じるときはどんな時ですか?

「この商品をすぐに持ってきてほしい」といった、急な対応が必要になるときが一つあります。また、生産中止などで商品の取り扱いがなくなることもあり、代わりのものを用意しなければならないときなども商品知識を求められるシーンですね。

あとは食品を扱っているので異物混入などのリスクもあります。食品アレルギーなど死に直結する部分もあるので、これはかなりシビアに考えています。そんなときはフェイズを切り分けして、リスクを限りなく少なくして、トラブルがあったときはなるべく早く対処するようにしています。

 

 

今後の目標を教えてください。

シェフのバックグラウンドなど、ヒトとの人間関係で育っている会社なので、製菓業界についてもっと詳しくなりたいです。有名なシェフが使っているという理由で、そのお弟子さんや関連のある方が同じ製品を使うようなこともありますし、シェフ同士の人間関係もあるのでそういった業界の中のことをもっと知りたいと思っています。

それに加えて、新しい市場の開拓もやりたいことの一つです。ケーキを取り扱うお店といっても個人店、ホテル、ファクトリーなど複数ありますし、そこでの商品紹介や営業の仕方も違ってきます。どこに注力するかも選べるので幅広く興味をもつことができる業界ですね。

就職活動中の方への
メッセージ

もし営業職を希望されているなら一度は商社の話を聞きに行くと良いです。

というのも、商社の営業はお客様と仕入れ先の間に立って商品情報のやり取りができるので、常に情報の中心にいられるからです。

自社で商品を作っていない商社は、モノではなくヒトを大切にするという文化があるので、そうした状況で営業の仕方を学ぶことも営業職としての成長につながるのではないでしょうか。

ある一日の
スケジュール

8:30

出社

8:45

始業

出社後、
①得意先様からの注文書の整理
②仕入先様からの返信書類の整理
③受信メールの処理を行います。

9:30

社内業務

得意先様へご注文を頂いた商品についての状況報告を行います。

10:00

新商品の情報収集

当社企画部による新商品勉強会が定期的に開催されます。
※各仕入先様に協力を頂きながら新商品の特徴を勉強を理解し営業活動に役立てる様にしています。

11:00

 

社内処理が完了次第、営業活動の準備を行います。

11:30

営業活動

営業車で外回りの営業活動
※当社の得意先の主となる「パティスリー」や「ブーランジェリー」、また企業の開発部門や購買部門への訪問を行い打合せを行います。

  • 新商品のご紹介/ご提案
  • 今後の生産計画の確認
  • 仕入先様との同行訪問
  • 依頼事項の回答/ご報告
  • 市場状況の情報共有等

上記の通り営業活動といっても様々な事を行います。
※また自分が提案した商品が最終製品(ケーキ等)に採用され世の中に流通すると、仕事に非常にやりがいを感じる事が出来ます。
※日によって異なりますが、社内の食堂や外出先の近くのお店で昼食をとります。

16:00

帰社

帰社後、得意先様との打ち合わせで、頂いた宿題の調査/回答を行います。
また打合せで発生した分らない事など仕入先様へ質問/依頼を行い今後の為に勉強します。

16:30

社内業務

帰社後、
①得意先様からの注文書の整理
②仕入先様からの返信書類の整理
③受信メールの処理を行います。

18:00

退社

翌日の準備を行い、机の整理をして退社します。


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